名前: 毒 ◆72o6p0H6 自分の半生でも書いてみるスレ 俺のエピソードは… 小学生の頃、いじめられていた。 石を投げられる。殴られる。 転校する時、担任が一言。 「君にはお別れ会なんて必要ないよね?」 中学生の頃。周りは小学校と同じメンバー。 暴力が続くと思いきや、とことん無視される。 休み時間は寝たふり。 給食は席をくっつけるが、誰も話に入れてくれない。入れない。 やることがないので、勉強を一生懸命やる。 人の十倍はやっただろう。そして学年で20番の成績を取れた。 あれだけ勉強して、20番。 高校生の頃。 普段は酒を飲まず、とても優しかった母親がめずらしく 酔っていた。抱き上げた俺に向かって泣きながら言った。 「ごめんね…産んでごめんね…」 どんな言葉よりも辛かった。 そんな俺にも初めての友人ができた。 高校2年の始業式。 前の席だった奴が話しかけてくれた。うれしかった。 そいつはとても面白くて、いつもクラスの中心にいた。 それでも俺と話してくれた。ほんとにうれしかった。 あるとき、トイレで用を足している(大)と、外で話し声が。 男1「おまえさあ、あいつと仲良いよな、○○。なんでよ?」 男2「そうそう、お前と性格合いそうにないのにな。」 そして、友人の声 「いや、一応席近いしさ、話しかけないとまずいと思ったのよ。 ほら、俺ってクラスの人気者じゃん?誰にでもやさしくしとかないと。 ま、それでも友達にはなれないけどね。」 トイレから出れなかった。 父親に悩みを打ち明けたことがあった。 俺は何で生きてるんだろう?何の為に生きてるんだろう? …もう死にたいよ。 父親は俺にそっくりな無愛想な顔をして 「…生きてれば良いことがあるかもしれない。少なくとも俺は お前の母親と出会えて、お前という息子を授かって、幸せだ。 ま、あいつ、不細工だけどな」 そんな父親が過労死で死んだ。 会社は一切認めてくれなかった。 葬式にきた数人の同僚、部下、上司は笑っていた。 彼らにとってはどうでもいいことだったんだろう。 涙は出なかった、怒りも沸かなかった。 ただ呆然としていた。 母親も俺と同じ顔をしていたのが印象的だった。 ちいさな会社に入った。 運送業者の事務だ。 皮肉なことに父親と同じ業界。 入って3ヶ月目の上司の評価 「使えない」 みんなの前でこき下ろされた。 でも、しょうがないと思ってる。 俺は、本当に使えない奴だから。 仕事は忙しかった。40度近い熱でも休まなかった。休めなかった。 それでもある意味幸せだった。 忙しさに、すべてを奪われていたから。 すべてを忘れることができたから。 会社に入ってから3年。 いまだ使えない奴扱いの俺に唯一笑顔をみせてくれる娘がいた。 その年に入ってきた新人の女の子だ。 「おはようございます」の一言と、その笑顔が俺を癒してくれた。 「変われるかもしれない。」 すでに人を好きになることを諦めていた俺がそう思った。 >>次